阿佐ヶ谷ゴスペル計画｜東京　杉並　中野　ゴスペルサークル

10月に行われた阿佐谷ジャズストリートがきっかけで杉並区の職員の方から

「杉並区障害者週間事業」の『ふれあいフェスタ2013』というイベントへの

出演の依頼があり12月1日日曜日に行われたイベントに「久遠ニュープレイズ」ゴスペルクワイア

（以下KNP）として参加させていただきました。

 

イベントは高円寺のセシオン杉並という600名収容のとても大きなホールで行われました。ステージの広さ、ホールの奥行き、天井の高さは気後れするほど立派でした。

 

 

ホールだけでなく最初に通されたリハーサル室は鏡張りの広いスペースでそれだけで少し緊張感が高まってしまいました。

 

今回初めて人前で賛美するフレッシュなメンバーはもちろん今までいろいろな場所で賛美してきた

メンバーも本番に向けて徐々に緊張していくのが感じられました。

 

リハーサルの最後にKNPメンバー全員で輪になって手をつなぎ障害者の方にも健常者の方にも

ゴスペル（神様の言葉）のメッセージが届きますようにとお祈りをしました。

 

出番が近づきホールに入ると僕らより前のグループが演奏中でした。「テンゴクガクエン」

というハンディキャップをもったボーカルの方がバンドをバックに歌っていました。技術的に上手いとか下手とかではなく音楽をやる喜び溢れているのが素直に伝わってきました。

 

「歌」ってもっともっと自由でいいんだ、「音」を「楽」しめばいいんだということを彼から教えてもらいました。

 

とても広いステージに立つと上手く歌おうとか綺麗な声を出そうとかではなくて肩の力を抜いて自由に楽しもうという気持ちが自然とスッと入ってきました。あとはすべてをゆだねて賛美するだけだと。

 

賛美が始まるとやや照明の落とされたホールの隅々に共演していただいた森崎ベラさんとKNPの声が伝わりしみ込んでいくのが見えるような気がしました。

 

賛美しながらメンバーの顔をチラッとのぞきこむと緊張感もとけみんな笑顔に溢れているようでした。

 

帆立姉妹のアイデアで「I LOVE YOU」という何回も歌ってきた曲に今回は簡単な手話の動きをつけて賛美しました。

 

手話の知識は無かったのですが手話をしながら歌うと手の先から曲のゴスペルのメッセージがさらに増幅される気持ちになりました。

 

最後に出演者、お客様、スタッフ全員で舞台に上がって『OH HAPPY DAY』を歌うフィナーレとなりました。

 

ただただ生きてることに感謝して単純に喜び歌う。これが賛美の原点なんだなと同じステージに立ったハンディキャップを持った方々の無邪気な笑顔や歌声から再び教えていただきました。  阿佐ヶ谷ゴスペル計画はいつも進行中です。  Hallelujah！